【人を大切にする経営学コース】第4講を開催しました
とちぎ経営人財塾第6期のスタートから通算で7回目の講義となる「人を大切にする経営学コース」第4講の日を迎えました。受講生28名(欠席者5名)での開催となりました。
本コース第4講は、とちぎ経営人財塾代表 水沼 啓幸 が講師を務めました。『ポストコロナを生き抜く術!【実践】強い会社の「人を大切にする経営」』というテーマで開講いたしました。
講義の前半では、「人を大切にする経営学コース」第3講までの学びを振り返りました。
坂本先生の第1講については、人を大切にする経営を行うための経営指針を再確認しました。
西浦先生の第2講については、付加価値経営の大切さや個人の生産性目標、経費の使い方について振り返りました。
近藤会長の第3講については、評価制度のあり方や社員が大切にされる組織づくりについて振り返りました。
振り返りの後はワークを行い、これまでの「人を大切にする経営学コース」における学びと変化を振り返ることができました。
- 営業をせずとも、お客様がいらっしゃる魅力的なサービスづくりをしたい
- 非価格競争にシフトしていきたい
- モチベーションについて考え、お客様の声の共有をしたら、社員が以前よりも積極的に変わった
など、講義内容を落とし込んだ表現をしていらっしゃったこと、すでに実践をされている方がいらっしゃったことが大変印象的でした。
講義の後半では、ポストコロナの企業経営について学びました。
地域経済に起こる変化について、歴史を踏まえて読み解くことで、地域重視の価値観の強化や、様々な対立・格差の拡大が起こることが分かりました。
そこに生まれてくる新たなニーズに我々中小企業がしっかりと対応できるよう、サービスやビジネスモデルを再構築する必要性を認識することができました。
またポストコロナの企業経営では、「人を大切にする経営」を実践することがこれまで以上に重要になることを学びました。第3講までの学びと繋がり理解が深まったためか、大きく頷く受講生もいらっしゃいました。
一通りの講義の後、「最終プロジェクト発表で取り組みたいテーマ」と「そのために必要な情報や調査」についてワークを通して考えました。
悩みながら取り組んでいらっしゃる様子でしたが、人財塾での学びを社内に広げていきたいという思いが、記入内容に表れていたのではないかと思います。
懇親会では、株式会社ケイエムシー様と、株式会社みんみん様に会社紹介をしていただきました。それぞれが両社ともに自社の独自の取り組みをご紹介いただき、非常に活気ある懇親会となりました。
今後一層、懇親会での交流を深めていきたいと思います。