「人」に焦点をあてて、正しい経営のあり方を学ぶことができました
株式会社すが野 専務取締役 菅野 嘉弘氏
金平グループ
株式会社アサヒ 代表取締役社長 古岡 大志氏
- - 後継者として、現状の課題はなんですか?
- 古岡 金平グループの現社長は、30年近く会社の舵をとり、社員、お客様、協力会社、地域の皆様と共に歩み、会社を成長させていきました。現社長と自分自身を比べると、知識や経験など、様々な能力において大きく差があるのが現状です。今一番課題に感じていることは、少子高齢化や人口減少、テクノロジーなどが進み、外部環境が大きく変化するのかで、今後どのような経営をしていくべきかを明確にしなければいけないことです。
- 菅野 私は株式会社すが野の4代目後継者として、現在専務取締役として勤務しています。課題に感じていることは、未来に向けた組織編成と人財育成です。今後経営幹部となっていくメンバーに、どのように経営者視点を持ってもらえるかや、活力ある会社にしていくために、どのような組織体制が望ましいのかについて課題の認識を持っています。常に会社が成長していくためには、人が成長する必要があることを人財塾で学び、より危機感が高まりました。
- - 人財塾を受講してみての感想は?
- 古岡 「人を大切にする経営」という考えをベースに、社長による実例から、ES、CS、財務、マーケティング、地域とつながり、その他様々な視点を具体的に学ぶことができます。また、クラスが少人数制ということもあり、かなり近い距離感で講師の先生方の話を聞くことができ、著名な講師陣のエネルギーも感じ取ることができます。生の講義ゆえの、書籍や資料にも残らない、貴重な情報や実践事例を学ぶことができるのも魅力だと思います。
他の後継者向けセミナーは、スキル的なものを学ぶ機会が多いですが、とちぎ経営人財塾は「人」に焦点をあてて、正しい経営のあり方を学ぶことができ、今後の経営方針を考える中で、参考になることが多かったです。 - - 将来、社長になるまでにやりたいことは?
- 菅野 課題に感じている人財育成について、行動指針と育成の仕組みを作っていきたいと考えています。行動指針については、まずは幹部社員向けのものを作り、経営陣の考え方を現場で指導、実践できる指針を明文化したいです。また、育成の仕組みについては、職種別のキャリアプランのようなイメージを考えています。人財塾の講師陣では現役の社長も多く、独自の人事評価制度、人財育成プランをお持ちの方もおり、講義中だけでなく懇親会で実践例を学ぶことができたので参考にしていきたいです。
- 古岡 心(精神)と体(健康)の成長をさせたいと思っています。まず、心を成長させるためにビジネス塾やセミナー、書籍等から幅広い情報に触れ、知識を増やし、心に余裕を持てるようにしていきたいです。また、体については健康な体を維持していくために、もっと生活習慣を整え、ビジネスをしていくための基礎的な準備をしていきたいと考えています。
このように考えるようになったのは、人財塾講師陣がいい会社を経営している成功者なのに関わらず未だに学び続け、健康に人一倍気をつけていることを知ったからです。私も何年経っても健康にビジネスをしていこうと思います。 - - 今、人財塾受講を迷っている人へメッセージをお願いします。
- 菅野 人財塾の受講生は、「もっと儲けたい」とか「どうすれば楽に収益をあげられるか」というような価値観を持つ受講生はいません。社員を大切にしながら、どのように成長していけるかを真剣に考えている受講生が集まってくるので、本心で話せるメンバーが多いです。一生の仲間になれると思いますので、迷われている人は是非、参加することをお勧めしたいです。
- 古岡 時代の変化がとても速く、今後世の中がどうなっていくかの予測が大変難しい時代だと思います。そういった時こそ原点に戻り、「人」にフォーカスした経営をすることが、どんな時代変化にも強い会社であることが、講義を受けていく中で気付かされました。迷っている人がいましたら、これから進むべく道への必ずヒントになると思われますので、是非とも受講をお勧めします。