【DX推進人財育成コース】第1講を開催しました

昨年に引き続き、通算で9回目となるとちぎ経営人財塾を開催いたしました。栃木県では緊急事態宣言が再度発令され、働き方もビジネルモデルもさらなる変革が問われています。このような情勢の中では、自社の経営戦略の一つとしてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進できる人財の育成が必要不可欠です。

本日は『DX推進人財育成コース』の第1講として、弊社執行役員 デジタルマーケティングチームリーダー 新井を講師とし、「経営に必要なDX(デジタルトランスフォーメーション)の考え方」というテーマで開講いたしました。受講生25名(欠席8名)での開講となりました。

受講生は事前に自社のデジタル活用力を診断するテストを受けて講義に望みました。
序盤はDXの概念やデジタル活用で企業価値を高めた事例について学びました。事例となった有名企業は何に優れていて、どの業種が影響を受けることになったのか、具体的な意見をチャットに打ち込みながら考えました。

中盤は中小企業にDX推進が必要な理由として、他社のDXで一気に業界が崩壊する恐れがあること、スマートフォンの普及で我々の消費行動が変化していること、ポストコロナ対策・BCP(事業継続計画)対策が背景にあることを知りました。中小企業こそ、中小企業ならではのやり方でできるDXを推進していく必要があると再認識することができました。

グループディスカッションでは、自社のDXへの取組状況について、内部環境と外部環境を比較しつつ振り返りました。受講生のそれぞれが、自社での取り組みに際し今後必要になることを真剣に考えていらっしゃる様子が印象的でした。

終盤は、中小企業においてDXを推進していくための5つのポイントを知り、自社の診断テスト結果について振り返りを行いました。診断項目の解説や診断結果の数値から、どのように改善すればより効果的にデジタルを活用できるかを確認し、真剣に講師の話に聞き入っている様子が印象的でした。

懇親会では、株式会社三信電工様と株式会社環境生物化学研究所様に会社紹介をしていただきました。両者がそれぞれ独自に人を大切にする経営の取り組みをされており、非常に活気ある懇親会となりました。

今後一層懇親会での交流を深めていけたらと思います。