【人を大切にする経営学コース】第1講を開催しました

経営人財の登竜門としてこれまで数多くの栃木県内外の企業様からご参加いただいている「とちぎ経営人財塾」の第8期が開講いたしました。
「とちぎ経営人財塾」は、経営者・経営幹部・未来の経営人財となる方々を対象に、約1年間にわたり全20講義の受講を通して受講生同士学び合いながら、不変の「経営のあり方」を体得していただく塾です。
今年も、多くの方々のご協力をいただきまして新たな受講生を迎えてスタートを切ることができましたこと、心より御礼申し上げます。

9月14日(水)は、とちぎ経営人財塾の根幹の考え方である「人を大切にする経営学」を提唱し世の中に広めて来られた、人を大切にする経営学会 会長 坂本光司先生を講師に迎え、『「日本でいちばん大切にしたい会社」と「人を大切にする経営学講義」』というテーマでご講義をいただきました。

坂本先生からは、目先の利益を作るための手法ではなく、企業の存在意義や経営者・経営幹部が人としてどうあるべきなのかを、実際のエピソードを数多く交えて熱くお話しいただきました。経営のあり方の原理原則と、正しいことを正しく行い続ける企業の強さや魅力を知り、我が社や自分自身もこうありたいという想いを引き出させられるお話でした。 
受講生は、初めての受講に少々の緊張感が漂いながらも、講義中に「人を大切にする経営」を実践している企業の特徴を調べて発表するなどして坂本先生とやり取りを行いました。それぞれが真剣な面持ちで頷きつつ、メモを取っている様子が非常に印象的でした。

坂本先生のお話は、受講生が今後の受講の中で何度も振り返ることになる「経営のあり方」の原理原則です。
お話をうかがう度に、働く従業員やその家族を幸せにすること、つまり経営における目的を達成するためには「正しい経営」が必要不可欠だと再認識させられます。

坂本先生は、関わる人を幸せにする正しい経営を行う企業を増やすために「日本で一番大切にしたい会社大賞」という顕彰制度を設立され、その受賞企業を著書にて紹介されています。課題図書として受講生には第1巻をお配りしておりますが、2022年9月現在7巻目までがベストセラーを誇る人気シリーズとして出版されています。第8巻は2022年の10月に発売予定です。ぜひご興味のある方は、下記リンクより図書をご購入、お読みいただければ幸いです。

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次回も、とちぎ経営人財塾の講義レポートをお届けします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。