【人を大切にする経営学コース】第7講が開催されました

平素はとちぎ経営人財塾に格別の格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。事務局の大野です。

さて、去る3月8日に人を大切にする経営学コースの第7講が開催されました。講師にビューティアトリエグループ 総美有限会社 代表取締役社長 郡司 成江氏をお招きし、「いい会社になるための経営革新とその実践〜経営計画をどう作りそして実行するか〜」というテーマでご講演いただきました。

今回の講師である郡司社長は、とちぎ経営人財塾 第2期にご参加され、その後、人を大切にする経営を実践を続けていく中で、2021年3月に第11回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 審査委員会特別賞を受賞されました。受講企業からの受賞はとちぎ経営人財塾を8年間続けてきた中で初の快挙となりました。

郡司社長ご自身は、2代目の社長を務める後継経営者です。母親が1963年に創業した同社を2010年に事業承継して現職に就かれています。ご講演の中では、郡司社長が入社するまでの経緯、入社してから何を行ってきたのか、自社の1番商品とは何か、経営方針書とは何か、時代の変化とはという内容を同社の実例を交えてお話いただきました。

ご講演の中でも特に印象的だったのは、「今の我々を形作るのは昨日までの結果であり、習慣が今日を創っている。未来も習慣で作られている。」と力強く語られていた点です。前回の二宮会長のご講演とも重なる部分がありましたが、会社の全員でより良い会社づくりをしていこうと考えてもらうための環境づくり、習慣づくりを粘り強く続けていった結果、「人を大切にする経営」を実現できる会社づくりができていた、というお話なのではないかと感じました。人間はすぐに忘れ、飽き、諦める。決して強い面ばかりではありません。だからこそ、仲間と行動し、仲間と共に良い習慣を作っていくことが、「いい会社づくり」に寄与するのだと思います。

さて、この第7講をもって、【人を大切にする経営学コース】の豪華講師陣による講義は終了いたしました。これから受講生の皆様には、これまでの学びをいかに自社に還元していくかを講義、ゼミを通して考えていただきます。

7月14日に実施する最終プロジェクト発表会に向けて、自社の新たな良いスタートが切れるように、この貴重な機会を存分に活用していただけたら幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。